旭化成建材データー改竄横行,これだけではない建築の違法行為とは？

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遂に、建築現場で、
データー改竄横行を認めた親会社である、
旭化成。

この問題は、大変な問題に発展しているが、
建築関係の問題としては、これはまさしく、
氷山の一角と言って良いだろう。


そもそも、マンションなど、
大きな建築物に関しては、欠陥物件だらけである。
色んな工法が有って、国交省がその性能を認め、
個別認定の、認定番後を発行しているが、
そもそも、その個別番号にきちんと沿った、
仕事の収め方をしているかどうか、
はなはだ、疑問だらけなのである。


今回の件は、たまたま、
杭工事が、その標的になったのだが、
細部に注目すれば、、キチンとした施工を
行っている箇所の方が少ないだろ。

例えば、マンションの細部の防火性能もそうだ。

データー上、その性能をきちんと守らなければいけないが、
それを管理している部署は、全て業者任せなのである。

一応、メーカーが講習などを行って、
その、講習習得者が管理する事になっているのだが、
殆ど、そのチエック機能などないのが実情なのだ。

防火性能は、国が定めた物なのだが、
これを、性能が劣っていると、火が出てしまえば、
火を食い止める事が出来ず、何の意味も持たないのだ。

つまり、図面上、防火性能、
1時間持つ筈の、間仕切りが、正しい施工方法で、
施工されていなければ、1時間の耐火性能を
持たない事になり、その建物は火に包まれる事になるのだ。

しかし、その耐火性能を実際に正しく施工されているのか、
その辺は、全く施工した、施工業者任せなのが現状なのだ。
つまり、国とメーカーで施工方法を確認して、
その間仕切りに、個別番号を与えても、正しい施工方法が
なされていないと、殆ど意味など無いと言っても良い。

こうして見ると、今、基礎の部分の杭工事だけがクローズアップされているが、
何処をとっても、全く怪しい限りの建築業界なのだ。

これは、全て建築現場の工期厳守と、
施工者の施工能力と、コストの問題に及ぶ事が多いのだ。

マンションを購入し、浮き足だっている人も多いだろうが、
建物の性能など、まともに図面通り施工されていないと思った方が正しいだろう。

言っている事は正しくても、
その通りに、施工されて居ない方が多いと思った方が正しいだろう。

つまり、マンションは簡単に傾くし、
火が出れば、またたく間に火は延焼してしまうと思った方が良いのだ。

日本のマンション業界は、
安全よりも、金が全ての業界なのだ。

もちろん、きちんとした施工を施している、
物件も有るだろうが、どれだけ有るのか、
本当に疑問だ。
各部の重要な施工実態を
一体、誰がそれを管理しているのだろうか？

この個別境界間仕切りの、
耐火間仕切りでも、その施工状態など、
管理すらされた事はゼロなのだ。

管理者、行政機関など、管理監督すら、
行われた事は無い。
図面など、絵に描いた餅なのだ。

本来、日本の建築基準は厳しい。
だが、そこに工期とお金の問題が出て来ると、
全てスルーされると思った方が良いだろう。
安全第一なども、絵に描いた餅なのだ。

だから、今回の様な問題が出てもおかしくないのだ。

これは、日本の建築業界の体質の問題と言ってもいいだろう。

あなたは、あなたの住んでいるマンションが、
言っている事の殆ど全てがインチキだと思ったら、
そんなマンションを買うだろうか？

今、そういう目で見た方がいいだろう。

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タグ：旭化成問題 建築業界